【ランキング8選】スマートタグ(紛失防止タグ)の性能を徹底比較!<Android・iPhoneおすすめ>
記事内にプロモーションを含む場合がありますが、コンテンツは全て中立性を保っております。
誰もが探し物に時間を使ったり、財布などの貴重品がなくなった経験があるかと思います。
その「探し物が見つからない」「物の紛失」を解決することができる製品がスマートタグ(紛失防止タグ)です。
今回は、2024年7月時点で、各メーカーのスマートタグ(紛失防止タグ)の性能を比較し、比較表でランキング形式にしています。
性能比較はスマホの種類(Android・iPhone)とスマートタグ(紛失防止タグ)の種類(キーホルダー型・カード型・シール型)に分けて比較をしていきます。
数値で測れない箇所もありますが、性能の数値や機能の比較は大きな指標となりますので、スマートタグ(紛失防止タグ)選びの参考にして頂ければと思います。
本記事は以下のような人におすすめ!
- 「スマートタグ」の性能と機能をしっかりと比較がしたい
- 「スマートタグ」をAndroid・iPhoneに分けておすすめを知りたい
本記事は以下のような人におすすめ!
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- 「スマートタグ」をAndroid・iPhoneに分けておすすめを知りたい
この記事を書いた人
- 家電性能の数値比較サイト「家電比較EYE㋱」運営者
- 家電好きのシステムエンジニア
- 製品を購入する際は性能を徹底的に比較する性分
- 「家電製品アドバイザー」資格保有
この記事を書いた人
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- 家電好きのシステムエンジニア
- 製品を購入する際は性能を徹底的に比較する性分
- 「家電製品アドバイザー」資格保有
目次
スマートタグの選び方(Android・iPhone)
スマートタグは「Android」と「iPhone」どちらのスマホを使用しているかで購入するメーカーが変わります。
一部のスマートタグは、Appleの「探す」アプリを使用して探索するので、「Android」ユーザーが使用できないためです。
そのため、「Android」ユーザーは独自のアプリで探索できるメーカーを選ぶ必要があります。
スマートタグにはGPSが搭載されていないため、同じタグ(探す対応タグはiPhoneで可)を使用している人が近くを通ると最新のタグの位置を教えてくれます。(クラウドトラッキング)
Android向けで有名な「Tile」の販売累計数は約100万台ですが、iPhoneの年間販売台数は約1,000万を超えるため、iPhoneユーザーの方がクラウドトラッキングで見つかる可能性は高いと言えます。
Android | iPhone | |
---|---|---|
Tile、MAMORIO など | 対応ブランド | AirTag、Eufy など |
メーカー毎の独自アプリ | 探索方法 | Appleの「探す」アプリ |
タグの使用人数に依存 | クラウドトラッキング | (iPhoneユーザーも可) | タグの使用人数に依存しない
自分と同じメーカーのタグ使用者 が近くにいるとタグの 位置をお知らせ | 説明 | iPhone使用者がタグの近くに いるとタグの位置をお知らせ |
Android | iPhone | |
Tile、MAMORIO | 対応ブランド例 | AirTag、Eufy |
メーカー毎の 独自アプリ | 探索方法 | Appleの 「探す」アプリ |
タグの使用人数に 依存 | トラッキング | クラウド タグの使用人数に 依存しない (iPhoneユーザー数) |
同じメーカーのタグ 使用者が近くにいるとの タグの位置をお知らせ | 説明 | iPhone使用者がタグの 近くにいるとタグの位置 をお知らせ |
おすすめのスマートタグ(紛失防止タグ)比較4選(Android)【キーホルダー型】
おすすめのスマートタグをスマホの種類(Android・iPhone)とスマートタグの種類(キーホルダー型・カード型・シール型)で性能と価格を比較してランキング形式にしています。
スマートタグの概要や選び方は次章以降に記載していますので、必要に応じてご覧ください。
スマートタグ 比較表(キーホルダー型)【Android おすすめ】
「Androidユーザー」におすすめのスマートタグは「TIle」と「MAMORIO」です。
「Androidユーザー」のクラウドトラッキングは、同じメーカーのタグを使用している人の数に依存します。
「Tile」は累計約100万個、「MAMORIO」は約50万個以上販売しており、Android向けスマートタグではこの2社が最も多く販売しています。
比較表の前提
1.価格、評価(Amazon)は2024年7月12日時点
2.生産終了品は対象外(メーカーHPにある製品が対象)
3.比較表に存在しないモデルはランキング外
比較表の前提
1.価格、評価(Amazon)は2024年7月12日時点
2.生産終了品は対象外
3.比較表に存在しないモデルはランキング外
※タップで比較表をズーム
製品 | Tile Pro 出典:Tile | Tile Mate 出典:Tile | MAMORIO 出典:MAMORIO | biblle 出典:ジョージ・アンド・ショーン |
---|---|---|---|---|
ランキング | ||||
相対評価 (○-△の数) | 星4.0 | 星3.0 | 星2.0 | 星1.0 |
メーカー | Tile | Tile | MAMORIO | ジョージ・アンド・ ショーン |
基本仕様 | ||||
重さ(約) | 17g | 9g | 3g | 9g |
最大受信範囲(約) (Bluetooth) | 120m | 75m | 60m | 80m |
電池寿命(約) | 1年 | 3年 | 1年 | 6ヵ月 |
電池交換 | ✔ | – | – | ✔ |
スマートタグ3大機能 | ||||
タグ呼出機能 | ✔ | ✔ | – | ✔ |
置き忘れ通知 | 有料(360円/月) | 有料(360円/月) | ✔ | ✔ |
クラウド トラッキング※1 | ✔ | ✔ | ✔ | 利用者が少ない ✔ |
その他 | ||||
防水 | ✔ | ✔ | – | – |
Alexa対応 | ✔ | ✔ | – | – |
UWB通信※2 | – | – | – | – |
評価(Amazon) ※24/7/12時点 | 星4.0 | 星3.8 | 星3.7 | 星3.8 |
価格(約) ※24/7/12時点 | 5,100円 | 3,300円 | 3,300円 | 4,080円 |
詳細 |
※ 詳細な商品情報については、各メーカーの公式サイト等でご確認ください
※1. タグを紛失した際、自分と同じメーカーのタグやiPhoneを使用している人が近くにいると、最新のタグの位置をお知らせしてくれる機能
※2 . 数百MHzから数GHzという非常に広い周波数帯域を使用することで、高精度の位置特定が可能
スマートタグ ランキング(キーホルダー型)【Androidおすすめ】
【Tile】Tile Pro(2022)
~受信範囲の広いハイスペックモデル~
~受信範囲の広いハイスペックモデル~
【Tile】Tile Mate(2022)
~全機能が平均以上のベーシックモデル~
~全機能が平均以上のベーシックモデル~
¥3,300 ※2024年7月時点
■Good
・広範囲(75m)の受信距離をカバー
・利用者多数のためクラウドトラッキングもOK(日本で約100万個販売)
■Note
・Tile Proとの違いは受信範囲と電池関連
・広範囲(75m)の受信距離をカバー
・利用者多数のためクラウドトラッキングもOK(日本で約100万個販売)
■Note
・Tile Proとの違いは受信範囲と電池関連
【MAMORIO】MAMORIO
~小銭入れにも入る最小・軽量タグ~
~小銭入れにも入る最小・軽量タグ~
¥3,300 ※2024年7月時点
■Good
・一部の公共交通機関/商業施設で紛失するとアプリに通知
・クラウドトラッキングが可能(日本で約50万個発売)
■Note
・電池交換不可のため1年で本体交換が必要
・一部の公共交通機関/商業施設で紛失するとアプリに通知
・クラウドトラッキングが可能(日本で約50万個発売)
■Note
・電池交換不可のため1年で本体交換が必要
おすすめのスマートタグ(紛失防止タグ)比較4選(iPhone)【キーホルダー型】
「iPhoneユーザー」におすすめの「探す」アプリ対応のスマートタグは、以下比較表の4製品の何れかがベストです。
その中でも、おすすめは「AirTag」と「Security Smart Track Link」です。
「DIGL」と「MyTag」も性能は悪くないのですが、故障や接続不良の口コミが多少あるため注意が必要です。
スマートタグ 比較表(キーホルダー型)【iPhone おすすめ】
比較表の前提
1.価格、評価(Amazon)は2024年7月12日時点
2.生産終了品は対象外(メーカーHPにある製品が対象)
3.比較表に存在しないモデルはランキング外
比較表の前提
1.価格、評価(Amazon)は2024年7月12日時点
2.生産終了品は対象外
3.比較表に存在しないモデルはランキング外
※タップで比較表をズーム
製品 | AirTag 出典:Apple | Security Smart Track Link 出典:Anker | MyTag 出典:カシムラ | DIGL 出典:グリーンハウス |
---|---|---|---|---|
ランキング | ||||
相対評価 (○-△の数) | 星3.0 | 星3.0 | 星1.0 | 星1.0 |
メーカー | Apple | Anker | カシムラ | グリーンハウス |
基本仕様 | ||||
重さ(約) | 11g | 10g | 10g | 9g |
最大受信範囲(約) (Bluetooth) | 10m | 80m | 10m | 10m |
電池寿命(約) | 1年 | 1年 | 1年 | 1年 |
電池交換 | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ |
スマートタグ3大機能 | ||||
タグ呼出機能 | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ |
置き忘れ通知 | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ |
クラウド トラッキング※1 | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ |
その他 | ||||
防水 | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ |
電池残量通知 | ✔ | ✔ | – | – |
UWB通信※2 | ✔ | – | – | – |
評価(Amazon) ※24/7/12時点 | 星4.5 | 星4.1 | 星4.0 | 星3.0 |
価格(約) ※24/7/12時点 | 4,080円 | 2,990円 | 2,100円 | 2,680円 |
詳細 |
※ 詳細な商品情報については、各メーカーの公式サイト等でご確認ください
※1. タグを紛失した際、自分と同じメーカーのタグやiPhoneを使用している人が近くにいると、最新のタグの位置をお知らせしてくれる機能
※2 . 数百MHzから数GHzという非常に広い周波数帯域を使用することで、高精度の位置特定が可能
スマートタグ ランキング(キーホルダー型)【iPhone おすすめ】
【Apple】AirTag
~圧倒的な探索力 Appleユーザーはこの製品~
~圧倒的な探索力 Appleユーザーはこの製品~
¥4,080 ※2024年7月時点
■Good
・Appleユーザー多数のため、精度の高いクラウドトラッキングが可能
・UWB通信により高精度で位置特定が可能
■Note
・Appleユーザー用のためAndroidユーザーは効果が無いので注意
・Appleユーザー多数のため、精度の高いクラウドトラッキングが可能
・UWB通信により高精度で位置特定が可能
■Note
・Appleユーザー用のためAndroidユーザーは効果が無いので注意
【Anker】Eufy Security SmartTrack Link
~安価で高性能な製品~
~安価で高性能な製品~
【グリーンハウス】DIGL
おすすめのスマートタグ(紛失防止タグ)比較4選【カード型】
ここでは、おすすめのカード型スマートタグの性能を比較して、ランキング形式にしています。
カード型のスマートタグは「財布」「カードケース」「重要書類ケース」などで使用しやすい製品です。
カード型のスマートタグは、「iPhoneユーザー」は「Security Smart Track Card」一択です。
「Androidユーザー」は「Tile」か「MAMORIO」から選ぶのがおすすめです。
スマートタグ 比較表(カード型)
※ Ankerの「Security SmartTrack Card」のみAppleの「探す」機能を使う「iPhone」向け製品なので、ご注意ください。
比較表の前提
1.価格、評価(Amazon)は2024年7月12日時点
2.生産終了品は対象外(メーカーHPにある製品が対象)
3.比較表に存在しないモデルはランキング外
比較表の前提
1.価格、評価(Amazon)は2024年7月12日時点
2.生産終了品は対象外
3.比較表に存在しないモデルはランキング外
※タップで比較表をズーム
製品 | Tile Slim 出典:Tile | Security Smart Track Card 出典:Anker | MAMORIO CARD 出典:MAMORIO | 24530-INW11 出典:Innway |
---|---|---|---|---|
ランキング | ||||
相対評価 (○-△の数) | 星4.0 | 星4.0 | 星2.0 | 星1.0 |
メーカー | Tile | Anker | MAMORIO | Innway |
基本仕様 | ||||
薄さ※1 | 2.5mm | 2.4mm | 1.7mm | 1.5mm |
最大受信範囲 (Bluetooth) | 75m | 80m | 30m | 30m |
電池寿命(約) | 3年 | 3年 | 充電式 (6ヶ月/回) | 充電式 (3ヶ月/回) |
電池交換 | – | – | – | – |
スマートタグ3大機能 | ||||
カード呼出機能 | ✔ | ✔ | – | ✔ |
置き忘れ通知 | 有料(360円/月) | ✔ | ✔ | ✔ |
クラウド トラッキング※2 | ✔ | ✔ Appleの探す機能 | ✔ | – |
その他 | ||||
防水 | ✔ | ✔ | – | – |
Alexa対応 | ✔ | – | – | – |
UWB通信 | – | – | – | – |
評価(Amazon) ※24/7/12時点 | 星4.2 | 星4.3 | 星3.6 | 星3.1 |
価格(約) ※24/7/12時点 | 4,800円 | 3,990円 | 6,580円 | 5,980円 |
詳細 |
※ 詳細な商品情報については、各メーカーの公式サイト等でご確認ください
※1. クレジットカードの厚さは規定で0.76mm(ご参考)
※2. タグを紛失した際、自分と同じタグを使用している人が近くを通ると、最新のタグの位置をお知らせしてくれる機能
スマートタグ ランキング(カード型)
【Tile】 Tile Slim(2022)
~受信範囲の広いハイスペックモデル~
~受信範囲の広いハイスペックモデル~
【Anker】Eufy Security SmartTrack Card
~Appleの探す機能が使用可能~
~Appleの探す機能が使用可能~
¥3,990 ※2024年7月時点
■Good
・Appleユーザー多数のため、精度の高いクラウドトラッキングが可能
■Note
・23年2月発売の新製品
・Appleの探す機能が使用できるためiPhoneユーザー向け
・Appleユーザー多数のため、精度の高いクラウドトラッキングが可能
■Note
・23年2月発売の新製品
・Appleの探す機能が使用できるためiPhoneユーザー向け
【MAMORIO】MAMORIO CARD
~発見率99.8% 落とし物検知に特化~
~発見率99.8% 落とし物検知に特化~
【Innway】24530-INW11
~薄さ1.5mmの圧倒的なコンパクト設計~
~薄さ1.5mmの圧倒的なコンパクト設計~
おすすめのスマートタグ(紛失防止タグ)比較3選【シール型】
シール型のスマートタグは「ノートPC」「タブレット」「社員証」などに貼り付けて使用しやすい製品です。
ただ、シール型のスマートタグは電池寿命に難があります。
電池交換ができない製品が多く、メーカーが提示している電池寿命よりも短いという口コミも目立ちます。
電池は切れやすいと理解した上での購入がおすすめです。
スマートタグ 比較表(シール型)
比較表の前提
1.価格、評価(Amazon)は2024年7月12日時点
2.生産終了品は対象外(メーカーHPにある製品が対象)
3.比較表に存在しないモデルはランキング外
比較表の前提
1.価格、評価(Amazon)は2024年7月12日時点
2.生産終了品は対象外
3.比較表に存在しないモデルはランキング外
製品 | Tile Sticker 出典:Tile | ORBIT STICK-ON 出典:FINDORBIT | MAMORIO FUDA 出典:MAMORIO |
---|---|---|---|
ランキング | |||
相対評価 (○-△の数) | 星4.0 | 星2.0 | 星1.0 |
ブランド | Tile | FINDORBIT | MAMORIO |
基本仕様 | |||
寸法(長さ×幅×高さ) | 27 x 27 x 8mm | 28 x 28 x 5mm | 23.5×36.6×3mm |
最大受信範囲 | 75m | – | 60m |
電池寿命(約) | 3年 | 9か月 | 1年 |
電池交換 | – | ✔ | – |
スマートタグ3大機能 | |||
タグ呼出機能 | ✔ | ✔ | – |
置き忘れ通知 | 有料(360円/月) | ✔ | ✔ |
クラウドトラッキング※1 | ✔ | ✔ | ✔ |
その他 | |||
防水 | ✔ | – | – |
Alexa対応 | ✔ | – | – |
評価(Amazon) ※24/7/12時点 | 星3.3 | 星3.4 | 星3.8 |
価格(約) ※24/7/12時点 | 3,600円 | 3,300円 | 3,400円 |
詳細 |
製品 | Tile Sticker 出典:Tile | ORBIT STICK-ON 出典:FINDORBIT | MAMORIO FUDA 出典:MAMORIO |
---|---|---|---|
ランキング | |||
相対評価 (○-△の数) | 星4.0 | 星3.0 | 星2.0 |
メーカー | Tile | FINDORBIT | MAMORIO |
基本仕様 | |||
寸法 | 27 x 27 x 8mm | 28 x 28 x 5mm | 23.5×36.6× 3mm |
受信範囲 | 75m | – | 60m |
電池寿命 | 3年 | 9か月 | 1年 |
電池交換 | – | ✔ | – |
スマートタグ3大機能 | |||
タグ呼出 | ✔ | ✔ | – |
置忘れ通知 | – | ✔ | ✔ |
クラウド トラッキング | ✔ | ✔ | ✔ |
その他 | |||
防水 | ✔ | – | – |
Alexa対応 | ✔ | – | – |
評価 (Amazon) | 星3.3 | 星3.4 | 星3.7 |
価格(約) | 3,600円 | 3,300円 | 3,400円 |
詳細 |
※ 詳細な商品情報については、各メーカーの公式サイト等でご確認ください
※1. タグを紛失した際、自分と同じタグを使用している人が近くを通ると、最新のタグの位置をお知らせしてくれる機能
スマートタグはまとめ買いがお得(AirTag・Eufy)
「AirTag」と「Security SmartTrack Link」に関しては、まとめ買いすることで、価格が安くなります。
複数個所に使用予定がある方は、まとめ買いがおすすめです。
スマートタグ(紛失防止タグ)をおすすめする理由
150時間
これが何の時間がわかりますでしょうか? なんと人が1年間で探し物に使う平均的な時間です。
1日で平均すると約25分も費やしていることになります。
※参照:書籍:「机の上はいらないモノが95%-世界一シンプルな整理法」
343万件
続いてこちらの数字はわかりますでしょうか? これは2022年の日本の落とし物の総数です。
これは1日で平均すると約1万件にも達します。
落とし物の内訳(上位5位)
1位:証明書類 <免許証、クレジットカードなど>(19.8%)
2位:有価証券類 <定期券、商品券など>(10.5%)
3位:衣類・履物類(8.9%)
4位:財布類(8.3%)
5位:かさ類(7.6%)
落とし物の内訳(上位5位)
1位:証明書類 <免許証、クレジットカードなど>(19.8%)
2位:有価証券類 <定期券、商品券など>(10.5%)
3位:衣類・履物類(8.9%)
4位:財布類(8.3%)
5位:かさ類(7.6%)
このように、注意しても落として物をしてしまう可能性が誰にでもあります。
財布や鍵など、落とした時にインパクトが大きいものだけでも、スマートタグ(スマートトラッカー)を付けることで安心して生活が可能です。
スマートタグ(紛失防止タグ) とは
スマートタグとは、BluetoothやスマホのGPS機能を用いて、スマートタグを付けた物を「スマホの地図で位置を特定」「 スマートタグを鳴らすことで場所を特定」することができる製品です。
使用例
- 家内の物探し(鍵、財布 など)
- 貴重品の紛失防止
- 旅行中の盗難防止
- 子供の迷子防止(常時確認は不可)
使用例
- 家内の物探し(鍵、財布 など)
- 貴重品の紛失防止
- 旅行中の盗難防止
- 子供の迷子防止(常時確認は不可)
位置情報の特定は、スマホとスマートタグとのBluetooth接続が切れた時点を、スマホのGPS機能で位置情報を記録するという仕組みが基本です。
(クラウドトラッキングという簡易GPSの機能を持った製品もあります。※後述)
GPS機能はスマートタグにはないため、どこでもスマホで確認できると認識されている方がいますが、その用途では使用できません。
子供の位置特定など、常時場所を把握したい場合は、GPS機能を持った製品/サービスを使用する必要があります。
スマートタグ(紛失防止タグ)の3大機能
スマートタグ(紛失防止タグ)の主な機能は3つとなります。
全ての機能が付いていない製品もありますので、目的によって必要な機能ついている製品の購入を検討下さい。
スマートタグの3大機能
- スマホからスマートタグを鳴らす/スマートタグからスマホを鳴らす
- スマートタグが離れたら鳴らす/スマホに通知する(置き忘れ防止機能)
- 紛失した物をスマホの地図で探す
スマートタグの4大機能
- スマホからスマートタグを鳴らす/スマートタグからスマホを鳴らす
- スマートタグが離れたら鳴らす/スマホに通知する(置き忘れ防止機能)
- 紛失した物をスマホの地図で探す
スマートタグ(紛失防止タグ)の種類と比較
スマートタグの取り付け方には3種類のタイプがあります。管理したい物によって形状は異なりますので、目的によって選定が必要となります。
スマートタグの種類と取付例
- キーホルダー型:鍵、USBメモリ、リュック
- カード型:財布、カードケース、重要書類ケース
- シール型:ノートPC、タブレット、社員証、リモコン
スマートタグの種類と取付例
- キーホルダー型:鍵、USBメモリ、リュック
- カード型:財布、カードケース、重要書類ケース
- シール型:ノートPC、タブレット、社員証、リモコン
スマートタグ キーホルダー型
キーホルダー型は、その名の通り吊り下げるタイプのストラップのような製品です。
家の鍵や車の鍵、カバンなどに付けることが多いタイプです。また、キーホルダー型は他の2タイプと違い、デザインが幅広く、カラーバリエーションも豊富な製品が多いことが特徴です。
スマートタグ カード型
カード型は、財布、カードケース、書類ケースなどの紛失防止におすすめのタイプです。
厚さは1.5mm~2.5mm程の製品が多く、クレジットカードの厚さが規定で0.76mmのため、普通のカードよりは、少し厚みがあります。
カード型は唯一充電式のタイプの製品もあります。 電池交換が手間な方は充電式の製品をおすすめします。
スマートタグ シール型
シールタイプは、ノートPC、タブレット、社員証など、好きなところに張り付けることができます。
ストラップのホールの有無など、形状を問わず大体どの製品にも付けられるため、非常に便利です。ただ、シール型を発売しているメーカーは少なく、種類は豊富ではありません。
スマートタグ(紛失防止タグ) おすすめ選定ポイント
スマートタグ(紛失防止タグ)の選定は以下6点の有無や性能が重要です。
スマートタグ(紛失防止タグ)を購入する目的にもよりますが、選定時は以下の項目を中心にご確認ください。
スマートタグ 選定ポイント
- スマホ/スマートタグの相互呼び出し
- スマホ⇔スマートタグで鳴らすことが可能か
- 置き忘れ防止機能
- スマホとスマートタグが離れ、通信が切れた場合にスマホに通知される機能
- クラウドトラッキング機能
- タグを紛失した際、同じタグを使用している人が近くを通ると、タグの位置を知らせてくれる機能。利用者の多いタグは見つかる可能性高
- Bluetoothの接続範囲
- 接続範囲が広い場合、少し距離があっても再接続されるため、効率的に捜索が可能
- 電池交換・電池寿命
- 電池交換が可能か、交換不可の場合の電池寿命が長い or 充電式か
- その他機能
- 防水機能、スマートスピーカー連動機能 など
スマートタグ 選定ポイント
- スマホ/スマートタグの相互呼び出し
- スマホ⇔スマートタグで鳴らすことが可能か
- 置き忘れ防止機能
- スマホとスマートタグが離れ、通信が切れた場合にスマホに通知される機能
- クラウドトラッキング機能
- タグを紛失した際、同じタグを使用している人が近くを通ると、タグの位置を知らせてくれる機能。利用者の多いタグは見つかる可能性高
- Bluetoothの接続範囲
- 接続範囲が広い場合、少し距離があっても再接続されるため、効率的に捜索が可能
- 電池交換・電池寿命
- 電池交換が可能か、交換不可の場合の電池寿命が長いか
- その他機能
- 防水機能、スマートスピーカー連動機能 など
使用するスマホに対する選び方
スマートタグ(スマートトラッカー)はいくつか製品がありますが、Appleの探す機能を使用する製品があるため、iPhoneユーザーとAndroidユーザーで選ぶ製品は異なります。
製品の選び方
- iPhoneユーザー⇒AirTag、Anker製品(Appleの探す機能を使用)
- AirTag:高精度で位置特定できるUWB通信機能あり
- Anker製品:AirTagより安価で同程度の性能(UWB通信はなし)
- Androidユーザー⇒Tile製品、MAMORIO
- Tile製品:必要な機能が揃った製品(置き忘れ通知のみ有料)
- MAMORIO:機能数は他社と比較してやや少ないが最小・最軽量
製品の選び方
- iPhoneユーザー⇒AirTag、Anker製品(Appleの探す機能を使用)
- AirTag:高精度で位置特定できるUWB通信機能有
- Anker製品:AirTagより安価で同程度の性能(UWB通信はなし)
- Androidユーザー⇒Tile製品、MAMORIO
- Tile製品:必要な機能が揃った製品(置き忘れ通知のみ有料)
- MAMORIO:機能数は他社と比較してやや少ないが最小・最軽量
スマートタグ(紛失防止タグ) 比較対象メーカー
比較対象はスマートタグ(スマートトラッカー)の販売シェアを大きく占めている、以下メーカーに厳選して調査をしています。
<補足>
※ 23年2月に「Anker」がスマートタグ業界に参入し、低価格で高性能な製品の発売を開始しました。
比較対象メーカー
- Apple(アップル)
- 使用ユーザーが多く、クラウドトラッキング機能が他社よりも優れる。ただ、iPhoneユーザーでないと効果が得られない点は注意
- Tile(タイル)
- 米国を拠点としている、スマートタグ販売の大手。スマートタグのシェアが全米No.1(2021年4月)。日本でも累計100万個販売
- MAMORIO(マモリオ)
- 「MAMORIO」を始めとした様々なIoT製品・サービスを提供する日本企業
- Anker(アンカー)
- モバイルバッテリーなど、スマホ関連製品の開発・販売を中心とする企業
- FINDORBIT
- 「必要な時に必要なものが見つかる」をテーマに様々なIoT製品を展開。オーストラリアが拠点
- Innway
- 薄型のカード型スマートタグを販売
比較対象メーカー
- Apple(アップル)
- 使用ユーザーが多く、クラウドトラッキング機能が他社よりも優れる。ただ、iPhoneユーザーでないと効果が得られない点は注意
- Tile(タイル)
- 米国を拠点としている、スマートタグ販売の大手。スマートタグのシェアが全米No.1(2021年4月)。日本でも累計100万個販売
- MAMORIO(マモリオ)
- 「MAMORIO」を始めとした様々なIoT製品・サービスを提供する日本企業
- Anker(アンカー)
- モバイルバッテリーなど、スマホ関連製品の開発・販売を中心とする企業
- FINDORBIT
- 「必要な時に必要なものが見つかる」をテーマに様々なIoT製品を展開。オーストラリアが拠点
- Innway
- 薄型のカード型スマートタグを販売
まとめ
今回は、おすすめのスマートタグ(スマートトラッカー)の性能を比較して種類別でランキング形式にしました!
スマートタグは、「iPhone」と「Android」ユーザー向けの製品が別なので、まずは自身の使用しているスマホからどの製品にするか検討が必要です。
23年2月にAnkerの製品がでましたが、非常に人気です。4月時点ではカード型のスマートタグは、公式サイト、その他ECサイトも売り切れ状態でした。
Airtagとほぼ同じ性能(UWB通信だけなし)で千円以上安いので、私も非常にコスパの良い製品だと思います。
本記事が皆さんの参考になれば幸いです。
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