【違い】電気ポットのマイコンとVE とは?違いは何?<おすすめ製品も紹介>
記事内にプロモーションを含む場合がありますが、コンテンツは全て中立性を保っております。
「タイガー」や「アイリスオーヤマ」の商品ページで、「マイコン式」「VE」の電気ポットが分けて紹介されています。
ただ、「マイコン式」と「VE」で何が違うか直感的に分かりづらいかと思います。
そこで今回は、【① マイコン式とVEの違い】、【② マイコン式とVEの電気ポットの性能比較】の2つをしていきます。
「マイコン式」と「VE」どちらの電気ポットにしようか迷っている方に、本記事が役に立ちましたら幸いです。
本記事は以下のような人におすすめ!
- 「マイコン式」と「VE」の違いを知りたい
- 「マイコン式」と「VE」どちらの電気ポットを購入するか迷っている
本記事は以下のような人におすすめ!
- 「マイコン式」と「VE」の違いを知りたい
- 「マイコン式」と「VE」どちらの電気ポットを購入するか迷っている
この記事を書いた人
- 家電性能の数値比較サイト「家電比較EYE㋱」運営者
- 家電好きのシステムエンジニア
- 製品を購入する際は性能を徹底的に比較する性分
- 「家電製品アドバイザー」資格保有
この記事を書いた人
- 家電性能の数値比較サイト「家電比較EYE㋱」運営者
- 家電好きのシステムエンジニア
- 製品を購入する際は性能を徹底的に比較する性分
- 「家電製品アドバイザー」資格保有
目次
結論(マイコンとVE電気まほうびんの違い)
一言で言うと、マイコンは「電気保温」、VEは「電気保温+魔法瓶保温」です。
違いは1つ「マイコン」は電気代が高く、「VE」は電気代が安くなります。 ただ、その分「マイコン」は本体価格が安く、逆に「VE」は本体価格が高くなります。
ただ、厳密には「マイコン」とは「電子機器を制御する部品」なので、「マイコン」と「VE」は対義する言葉ではありません。
大抵の家電には「マイコン」が入っているため、「VE」の電気ポットも正確には「マイコンVE式」になります。
「タイガー」や「アイリスオーヤマ」の電気ポットのホームページにマイコン式と書かれているため、「マイコン」と「VE」が反対の言葉だと勘違いしやすくなっています。
マイコン | 項目 | VE |
---|---|---|
8,000~15,000円/年 | 電気代(約) | 5,000~10,000円/年 |
5,000~15,000円 | 本体価格(約) | 10,000~35,000円 |
マイコン | 項目 | VE |
8,000~15,000円/年 | 電気代(約) | 5,000~10,000円/年 |
5,000~15,000円 | 本体価格(約) | 10,000~35,000円 |
【象印 vs タイガー】電気ポットの性能を比較表で徹底比較!<どっちがおすすめ?>
電気ポットで高品質な製品と言えば「象印」と「タイガー」が有名です。 ただ、似たような製品が多く、どっちの電気ポットが良いか分かりづらいかと思います。 そこで本…
電気ポットの省エネランキング12選!電気代を徹底比較!【容量別】
電気代は21年から24年で、約3割近く値上げが進んでいます。 電気ポットは、常に電源を入れていることが多いため、省エネ性能(電気代)が気になるところです。 そこで今…
電気ポットの性能比較・違い(マイコン・VE電気まほうびん)
「マイコン式」と「VE」を明記している、「タイガー」の電気ポットの性能を容量別で具体的に比較していきます。
「マイコン式」は新しい製品が少ないため、性能面は「VE」タイプに劣ります。
本体価格はやや高くなりますが、「VE」タイプの電気ポットがおすすめです。
マイコン・VE 性能比較(容量:2.2L)【タイガー】
比較表の前提
1.価格、評価(Amazon)は2024年7月25日時点
2.生産終了品は対象外(メーカーHPにある製品が対象)
3.比較表に存在しない製品はランキング外
比較表の前提
1.価格、評価(Amazon)は2024年7月25日時点
2.生産終了品は対象外(HPに掲載の製品が対象)
3.比較表に存在しないモデルはランキング外
※タップで比較表をズーム
製品 | PIM-G220 出典:Tiger | PIS-A221 出典:Tiger | PIQ-A221 出典:Tiger | PDR-G221 出典:Tiger |
---|---|---|---|---|
ランキング | ||||
相対評価 (○-△の数) | 星5.0 | 星3.0 | 星2.0 | 星1.0 |
発売日 | 2020年7月 | 2022年5月 | 2022年5月 | 2016年6月 |
種類 | VE | VE | VE | マイコン |
電気代(約) | (221kwh) 6,850円/年 | 6,820円/年 (220kwh) | 8,100円/年 (262kwh) | 11,840円/年 (382kwh) |
沸騰・保温性能 | ||||
沸騰時間(満水時) | 24分 | 25分 | 25分 | 26分 |
保温 | 98/90/80/70℃ | 98/90/80℃ | 98/90/80℃ | 98/90/70℃ |
安全性能 | ||||
転倒湯漏れ防止 | ✔ | ✔ | ✔ | – |
蒸気レス構造 | ✔ | ✔ | – | – |
その他 | ||||
給湯量切替 | ✔ | – | – | – |
給湯量表示 | ✔ | – | – | – |
評価(Amazon) ※24/7/25時点 | 星4.5 | 星4.3 | 星4.1 | 星4.2 |
価格(約) ※24/7/25時点 | 13,600円 | 11,400円 | 9,800円 | 6,480円 |
詳細 |
※ 詳細な商品情報については、各メーカーの公式サイト等でご確認ください。
※ 日本電機工業会自主基準による測定(室温23℃、湯沸かし2回/1日、 再沸とう1回/1日、保温90℃で23時間/1日、電力料金目安単価31円/kWh(税込)で計算)
マイコン・VE 性能比較(容量:3.0L)【タイガー】
比較表の前提
1.価格、評価(Amazon)は2024年7月25日時点
2.生産終了品は対象外(メーカーHPにある製品が対象)
3.比較表に存在しない製品はランキング外
比較表の前提
1.価格、評価(Amazon)は2024年7月25日時点
2.生産終了品は対象外(HPに掲載の製品が対象)
3.比較表に存在しないモデルはランキング外
※タップで比較表をズーム
製品 | PIG-J300 出典:Tiger | PIM-G300 出典:Tiger | PIS-A301 出典:Tiger | PDR-G301 出典:Tiger |
---|---|---|---|---|
ランキング | ||||
相対評価 (○-△の数) | 星5.0 | 星4.0 | 星2.0 | 星1.0 |
発売日 | 2020年7月 | 2020年7月 | 2022年5月 | 2016年6月 |
種類 | VE | VE | VE | マイコン |
電気代(約) | 6,230円/年 (201kwh) | 7,900円/年 (255kwh) | 7,940円/年 (256kwh) | 13,640円/年 (440kwh) |
沸騰・保温性能 | ||||
沸騰時間(満水時) | 31分 | 31分 | 31分 | 33分 |
保温 | 98/90/80℃ | 98/90/80/70℃ | 98/90/80℃ | 98/90/70℃ |
安全性能 | ||||
転倒湯漏れ防止 | ✔ | ✔ | ✔ | – |
蒸気レス構造 | ✔ | ✔ | ✔ | – |
その他 | ||||
給湯量切替 | ✔ | ✔ | – | – |
給湯量表示 | ✔ | ✔ | – | – |
評価(Amazon) ※24/7/25時点 | 星4.5 | 星4.4 | 星4.5 | 星4.3 |
価格(約) ※24/7/25時点 | 18,700円 | 14,800円 | 13,000円 | 7,500円 |
詳細 |
※ 詳細な商品情報については、各メーカーの公式サイト等でご確認ください。
※1.日本電機工業会自主基準による測定(室温23℃、湯沸かし2回/1日、 再沸とう1回/1日、保温90℃で23時間/1日、電力料金目安単価31円/kWh(税込)で計算)
電気ポットのマイコンとは
電気ポットの「マイコン」とは「マイクロコンピュータ」の略で、大抵の家電に入っています。
電子機器を制御する部品で、電気ポットで言うと保温温度のコントロールできる時点で、「マイコン」が使用されています。
「マイコン」を使用することで、設定温度が近づくと温熱を調整するなどの、細かな制御が可能となり設定温度との誤差を抑えることができます。
電気ポットのVEとは
電気ポットの「VE」とは「Vacuum(真空)+Electric(電気)」の略称です。
「VE」は「魔法瓶構造」のことを指しており、タイガーや象印といった、魔法瓶の技術力が高い企業が電気ポットに採用しています。
「VE」採用の電気ポットは、本体価格はやや高くなりますが、「VE」を使用していない電気ポットと比較して、年間の電気代が3千円~6千円程度安くなります。
まとめ
今回は、「マイコン」「VE」の違いと、タイガーでおすすめの電気ポットを紹介しました。
「VE」採用の電気ポットは本体価格や「マイコン」よりもやや高いですが、電気代が非常に安いためおすすめです。
電気代ポットは「タイガー」と「象印」が最も高性能な製品を出しているため、購入を検討している方は以下記事も参考にしてみてください。
どちらも性能が高く大きな差はないため、製品毎の性能をしっかりと見て、検討してみてください。。
本記事が皆さんの参考になれば幸いです。
関連記事
【象印 vs タイガー】電気ポットの性能を比較表で徹底比較!<どっちがおすすめ?>
電気ポットで高品質な製品と言えば「象印」と「タイガー」が有名です。 ただ、似たような製品が多く、どっちの電気ポットが良いか分かりづらいかと思います。 そこで本…
【全6製品】タイガーの電気ポットの性能(沸騰時間・電気代など)を徹底比較!<おすすめ製品>
電気ポットで高品質なメーカーと言えば「タイガー」が有名です。 2024年9月には、2年ぶりに新たな電気ポット4モデルが登場し、タイガー製品のラインナップがさらに充実…
【ランキング8選】赤ちゃんのミルク作りに適した電気ポットの性能を徹底比較!<おすすめ製品>
赤ちゃんのミルク作りに電気ポットは必須の製品です。 新生児の赤ちゃんは、飲む量は少ないですが、1日に約7~8回与える必要があります。生後半年以上になると、1日に飲…
電気ポットの省エネランキング12選!電気代を徹底比較!【容量別】
電気代は21年から24年で、約3割近く値上げが進んでいます。 電気ポットは、常に電源を入れていることが多いため、省エネ性能(電気代)が気になるところです。 そこで今…
【ランキング8選】電気ポットの沸騰時間と省エネ性能を徹底比較!<おすすめ製品>
電気ポットは「沸騰時間」や「省エネ性能(電気代)」が非常に重要な電化製品です。 そこで今回は、2024年3月時点で、各メーカーでおすすめの電気ポットの「沸騰時間」…
【象印 vs タイガー】電気ケトルの性能を比較表で徹底比較!<どっちがおすすめ?>
日本メーカーの電気ケトルで高品質な製品と言えば、「象印」と「タイガー」が有名です。 ただ、似たような製品が多く、「どっちの電気ケトル良いか?」「どのような特徴…
【比較表】PIG-S300とPIG-J300の性能を徹底比較!<タイガー電気ポット>
タイガーは「PIG-S300」の後継である「PIG-J300」を2020年7月に発売しました。 そこで今回は、タイガーのハイエンド電気ポット「PIG-S300」と「PIG-J300」の外形と性能…
【比較表】PIM-A300とPIM-G300の違いを徹底比較!<タイガー電気ポット>
タイガーは「PIM-A300」の後継である「PIM-G300」を2020年7月に発売しました。 ただ、見た目が似ていることもあり、違いが分かりづらいかと思います。 そこで今回は、タ…