【レビュー】ビットロックミニを1年間使用した感想・評価<口コミ・評判>

家庭用のスマートロックで有名なbitlock MINI(ビットロックミニ)を使用して約1年がたちました!
今回は、1年間使用してみて、良かった点・気になる点の紹介や評判・口コミ、他製品との違いも比較表で説明します。
スマートロック選びで迷っている方に、本記事が役に立ちましたら幸いです。
- bitlock MINI(ビットロックミニ)の購入を迷っている方
- bitlock MINI(ビットロックミニ)と他製品の違いを知りたい方
- bitlock MINIの購入を迷っている方
- bitlock MINIと他製品の違いを知りたい方

- 家電性能の数値比較サイト「家電比較EYE㋱」運営者
- 家電好きのシステムエンジニア
- 製品を購入する際は性能を徹底的に比較する性分
- 「家電製品アドバイザー」資格保有

- 家電性能の数値比較サイト「家電比較EYE㋱」運営者
- 家電好きのシステムエンジニア
- 製品を購入する際は性能を徹底的に比較する性分
- 「家電製品アドバイザー」資格保有
結論

いくつか家庭用スマートロックを使用してきましたが、「bitlock MINI(ビットロックミニ)」は最もオススメできる製品です!
「bitlock MINI(ビットロックミニ)」がオススメな理由は、大きく4点です。
ただ、他のスマートロックにしかない機能もありますので、次章以降の他製品との比較や実機レビューを確認して、自身に合う製品を検討頂ければと思います。
- スマートロック唯一のサブスク形式
- 契約中の電池交換/故障交換が無料なので、トータルコストが安く、故障による買い直しの必要無し
- 高性能かつ多機能
- 大手メーカーのスマートロックと同等の性能と機能数
- 拡張機器が多く 様々な方法で解錠可能
- パスコード解錠/ICカード解錠(Suicaなど)/モバイルFelica解錠(モバイルSuicaなど)に対応
- 会社の運営状態が良い
- 売上が非常に伸びており、将来性に期待ができる
- スマートロック唯一のサブスク形式
- 電池交換/故障交換が無料なので、トータルコストが安く、故障による買い直しの必要無し
- 高性能かつ多機能
- 大手メーカーのスマートロックと同等の性能と機能数
- 拡張機器が多く 様々な方法で解錠可能
- パスコード解錠/ICカード解錠(Suicaなど)/モバイルFelica解錠(モバイルSuicaなど)に対応
- 会社の運営状態が良い
- 売上が非常に伸びており、将来性に期待ができる

他社の「スマートロック」との比較・レビュー
「bitlock MINI(ビットロックミニ)」を含めた、家庭用スマートロックで有名な4社の製品を比較します。
スマートロックは「スマートロック本体」と拡張機器である「キーパッド」を一緒に買うことをおすすめします。
「スマートロック本体」だけでは解錠方法も限定的で、使い勝手はそこまでよくありません。
- bitkey(ビットキー)[日本]
- スマートロックを初め、ID連携/認証機能などを持つSaaSプラットフォームも展開
- CANDY HOUSE [米国]
- 2017年スタートアップとして創立、低価格で他社と同等性能を持つスマートロック(SESAME)を展開
- SwitchBot(スイッチボット) [中国]
- 家を丸ごとスマートホーム化できるSwitchBotブランドを展開
- Qrio(キュリオ)[日本]
- SONY(ソニー)の子会社、スマートロックやスマートタグなどのIOT製品を展開
- bitkey(ビットキー)[日本]
- 認証機能などを持つSaaSプラットフォームも展開
- CANDY HOUSE [米国]
- 低価格で他社と同等性能のスマートロックを展開
- SwitchBot(スイッチボット) [中国]
- スマートホームに強いSwitchBotブランドを展開
- Qrio(キュリオ)[日本]
- SONY(ソニー)の子会社、IOT関連製品を展開
比較表(スマートロック本体+キーパッド)
1.価格、評価は2023年9月30日時点の情報
2.生産終了品は対象外(メーカーHPにある製品が対象)
1.価格、評価は2023年9月30日時点の情報
2.生産終了品は対象外
製品 | ![]() SwitchBot ロック+ 指紋認証パッド 出典:SwitchBot | ![]() SESAME 5+ SESAMEタッチPro 出典:CANDY HOUSE | ![]() bitlock MINI+ bitreader+ 出典:Bitkey | ![]() Qrio Lock+ Qrio Pad 出典:Qrio |
---|---|---|---|---|
ランキング | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
相対評価 (○-△の数) | 星3.0![]() | 星3.0![]() | 星2.0![]() | 星1.0![]() |
メーカー | SwitchBot | CANDY HOUSE | ビットキー | Qrio |
発売日 | 2022年1月 | 2023年6月 | 2021年12月 | 2018年7月 |
オートロック方法 ※1~2 | 時間設定式 開閉センサ- | 開閉センサ-(別売) 時間設定式 | 時間設定式 開閉センサ- | 開閉センサ– |
スマートロック本体) 解錠方法( | ||||
ハンズフリー解錠 | – | ✔ | ✔ | ✔ |
スマホアプリ解錠 | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ |
AppleWatch解錠 | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ |
音声解錠 (スマートスピーカー要) | ✔ | ✔ | – | ✔ |
キーパッド) 解錠方法( | ||||
パスコード | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ |
専用カード/キー | ✔ | – | ✔ | ✔ |
ICカード (Suica/モバイルSuica等) | – | ✔ | ✔ | – |
指紋認証 | ✔ | ✔ | – | – |
その他 | ||||
他家電と連動 | ✔ | – | – | – |
評価(Amazon) ※23/9/29時点 | 星4.5 | 星4.3 | 星3.2 | 星4.2 |
価格(約) ※23/9/29時点 | \18,980 | \12,880 | \27,900 ※3年目から\550/月 | \39,980 |
詳細 |
解錠/特徴 | SwitchBot | SESAME | bitkey | Qrio |
---|---|---|---|---|
![]() SwitchBotロック+ 指紋認証パッド | ![]() SESAME 5+ SESAMEタッチPro | ![]() bitlock MINI+ bitreader+ | ![]() Qrio Lock+ Qrio Pad | |
ハンズフリー | ||||
パスコード | ||||
専用カード | ||||
ICカード | ||||
指紋認証 | ||||
音声解錠 | ||||
家電との連携 | ||||
価格(約) | \20,800 | \9,800 | \25,000 | \40,000 |
詳細 |
※ 詳細な商品情報については、各メーカーの公式サイト等でご確認ください。
※1. 開閉センサー:ドアの開閉をセンサーが検知して施錠
※2. 時間設定式:設定時間経過後に施錠(荷物の出し入れなど、長時間ドアが開いた状態でも設定時間で施錠されてしまう)
比較表(スマートロック本体)
1.価格、評価は2023年9月30日時点の情報
2.生産終了品は対象外(メーカーHPにある製品が対象)
1.価格、評価は2023年9月30日時点の情報
2.生産終了品は対象外
製品 | ![]() SwitchBot ロック 出典:SwitchBot | ![]() SESAME 5 出典:CANDY HOUSE | ![]() bitlock MINI 出典:Bitkey | ![]() Qrio Lock Q-SL2 出典:Qrio |
---|---|---|---|---|
ランキング | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
総合評価 (○-△の数) | 星4.0![]() | 星4.0![]() | 星3.0![]() | 星2.0![]() |
メーカー | SwitchBot | CANDY HOUSE | ビットキー | Qrio |
発売日 | 2022年1月 | 2023年6月 | 2021年12月 | 2018年7月 |
オートロック方法 ※1~2 | 時間設定式 開閉センサ- | 開閉センサ-(別売) 時間設定式 | 時間設定式 開閉センサ- | 開閉センサ– |
スマートロック本体) 解錠方法( | ||||
ハンズフリー解錠 | – | ✔ | ✔ | ✔ |
スマホアプリ解錠 | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ |
AppleWatch解錠 | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ |
音声解錠 (スマートスピーカー要) | ✔ | ✔ | – | ✔ |
その他 | ||||
合鍵共有 | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ |
他家電と連動 | ✔ | – | – | – |
評価(Amazon) ※23/9/30時点 | 星4.1 | 星4.2 | – | 星4.0 |
価格(約) ※23/9/30時点 | \11,980 | \6,480 | \12,000/2年 (故障+電池交換無料) | \20,900 |
詳細 |

※ 詳細な商品情報については、各メーカーの公式サイト等でご確認ください。
※1. 開閉センサー:ドアの開閉をセンサーが検知して施錠
※2. 時間設定式:設定時間経過後に施錠(荷物の出し入れなど、長時間ドアが開いた状態でも設定時間で施錠されてしまう)
キーパッドの比較
拡張機器でメインとなる「キーパッド」を比較します。
「bitreader+」は唯一、ICカード(Suicaなど)を登録することで、そのカードで解錠が可能、SwitchBotは「指紋認証パッド」で、こちらも唯一指紋認証が可能な機器です。
bitkey | SwitchBot | Qrio | |
---|---|---|---|
拡張機器 | ![]() bitreader+ 出典:Bitkey | ![]() 指紋認証パッド 出典:SwitchBot | ![]() Qrio Pad 出典:Qrio |
パスコード解錠 | |||
専用カード解錠 | |||
ICカード解錠 (Suicaなど) | |||
モバイルFeliCa解錠 (モバイルSuicaなど) | |||
指紋認証解錠 |
bitkey | SwitchBot | Qrio | |
---|---|---|---|
拡張機器 | ![]() bitreader+ 出典:Bitkey | ![]() 指紋認証パッド 出典:SwitchBot | ![]() Qrio Pad 出典:Qrio |
パスコード 解錠 | |||
専用カード 解錠 | |||
ICカード解錠 (Suicaなど) | |||
モバイルFeliCa解錠 | |||
指紋認証解錠 |
bitlock MINI(ビットロックミニ) の実機レビュー
ここからは、「bitlock MINI(ビットロックミニ)」の実機を使用した、取付方法やアプリの操作感などをメインで使用する、5つの項目をレビュー・確認していきます。
- 外観・取付
- スマホアプリ画面
- オートロック方法
- ハンズフリー解錠方法
- 合鍵共有方法
① 外観・取付

既に設置済みのため、開封⇒取付画像がなく恐縮ですが、見た目は光沢のないマットな質感で、シンプルなデザインです。
耐久テストを10万回クリアしており、耐久面も◎。
取付方法は簡単で、付属の両面テープで貼り付けるだけです。
② スマホアプリ画面
スマホアプリはボタンが少なく、シンプルで非常にわかりやすく、操作しやすいデザインになっています。
実際によく行う操作は、ホーム画面の鍵を遠隔で開閉する「しめる」「あける」ボタンと「デバイス詳細へ」から「設定」と「出入り履歴」を見るくらいです。
ボタンなどが乱立しておらず、画面がごちゃごちゃしていない点が、高評価です。



③ オートロック方法
「bitlock MINI(ビットロックミニ)」は開閉センサー(ジャイロセンサー)、時間設定、2つのどちらか指定した設定で動作します。
開閉センサーは30cm以上開いて閉じると動作する仕組みです。
どちらも設定して試したことがありますが、今まで誤動作したことはないため精度は◎です。


④ ハンズフリー解錠方法
「bitlock MINI(ビットロックミニ)」のハンズフリー解錠はBluetoothとGPSを使用した方法になります。
距離は設定で変更できますが、最短距離で200m以上離れて戻ると解錠する仕組みになっています。
基本的に誤動作することはないのですが、BluetoothとGPSどちらを入切すると、開かないことがありました。
なので、確実に動作させるために、BluetoothとGPSは常時ONの状態である必要があります。


⑤ 合鍵共有方法
合鍵共有は、設定画面から簡単に行うことができます。(私も妻と簡単に共有できました。)
設定変更もできる「サブオーナー」と、解錠だけができる「ゲスト」に分けて共有することができます。
「ゲスト」は解錠回数や期間も設定することができるため、友人や家政婦さんなどを招く際にも利用できます。


bitlock MINI(ビットロックミニ) 導入前の注意点
ここまで「bitlock MINI(ビットロックミニ)」の良い点を中心にレビューしていきましたが、1年間使用してみて、気になる点・注意点もありますので、購入を検討している方は参考にしてみてください。
最も気になるのは、1番のAndroid版の開発がやや遅い点でしょうか。
私はAndroidユーザーで、ハンズフリー解錠は問題なく動いているので、全く不満はないのですが、他の機能追加の際にAndroidだけ開発が遅くなる可能性は懸念しています。
- Android版ハンズフリー解錠機能の開発がやや遅い
- iPhone版は既にリリースされていたが、Android版は23年2月にリリースされβ版(23年5月時点)
- 拡張機器は買い切りのみ
- 拡張機器の 「bitreader+」「bit button Card」「bitlink」などは買い切りのみ
- 月額払いの早期解約は手数料が発生
- 月額契約で使用期間が10カ月以内の場合は解約手数料が掛かるので注意(年額は手数料なし)
- Android版ハンズフリー解錠機能の開発がやや遅い
- iPhone版は既にリリースされていたが、Android版は23年2月にリリースされβ版(23年5月時点)
- 拡張機器は買い切りのみ
- 拡張機器の 「bitreader+」「bit button Card」「bitlink」などは買い切りのみ
- 月額払いの早期解約は手数料が発生
- 月額契約で使用期間が10カ月以内の場合は解約手数料が掛かるので注意(年額は手数料なし)
bitlock MINI(ビットロックミニ) の口コミ・評判・レビュー
SNSなどから「bitlock MINI(ビットロックミニ)」の口コミ・評判を調査しました。
悪い評判よりも良い評判の方が多く書き込まれていました。 どの製品もそうですが、通信状況によっては、エラーや操作遅延が発生してしまうようです。
良い評判 | 悪い評判 |
---|---|
デザインがシンプルでドアに馴染む 拡張機器で解錠方法の追加が便利 取付が簡単 サブスクで低価格から始められて助かる | 早期解約手数料がかかる 通信状況によって操作遅延があった |
良い評判 | 悪い評判 |
---|---|
デザインがシンプルでドアに馴染む 拡張機器で解錠方法の追加が便利 取付が簡単 サブスクで低価格から始められて助かる | 早期解約手数料がかかる 通信状況によって操作遅延があった |
まとめ
今回は、「bitlock MINI(ビットロックミニ)」を他製品との比較と実機レビューを実施しました!
いくつかスマートロックを使用しましたが、アプリの使いやすさや拡張機器の利便性を含めて、トップクラスの製品です。
サブスクリプション型で、年間費用(5,980円/年)もそこまで高くないので、スマートロックを初めて導入する方は、一度1年間試してみるのも手だと思います。
本記事が皆さんの参考になれば幸いです。




